中濃十市議会議長会議員研修会(11/10)

議員研修会が瑞穂市市民センターハナミズキホールで開催され、美濃市からも13名の議員全員が参加し研修を受けてきました。
「災害時における議会及び議員の行動と活動について」
特定非営利活動法人レスキューストックヤード 代表理事 栗田暢之氏の講演です。
東日本大震災のボランティア活動での体験を交えながら、災害の特徴について、
・地震・津波・原発と複雑に絡み合った複合災害であること
・東北地方太平洋沿岸部のほぼ全域が壊滅状態になった広域災害であること
・長く厳しい避難生活、仮設住宅に入居しても先が見えない不安など長期化が必至なこと
を挙げられ、更に今も続く余震域外でも活発な地震活動が観測されており、西日本を含めて何処で大規模な地震が起こっても不思議ではない日々が続いていることを肝に銘じておくべきと話されました。

被災地では足を湯につけてもらって、腕や手をほぐす足湯というボランティアがあって、
心まで温かくなった方々が、いろいろな話しをしてくれ、それを「つぶやき」と呼んでいる。
この「つぶやき」から、被災状況が読み取れ、今後の対策には大いに役立つ情報になるとも。
ここでの議員の活動として、どれだけ現場に出向き、生の声を聴くか が重要であり、
災害を機に制定された制度などは、市民にはなかなか知られていないことが多いので、
十分な説明と活用できる手助けは議員ならではの活動になると教えていただきました。

「日本は災害大国」であることを忘れてはいけないと日本の過去の地震例や活断層の分布、阪神・淡路大地震の動画、東海・東南海・南海地震の被害想定を例に挙げて、説明されました。
防災訓練は各地で行われているものの、お膳立てされた状況で手取、足取りの訓練では実際の災害現場では役に立とうはずがないことや、地震には関心があっても、備蓄食料・家屋の耐震・家具の転倒防止などの対策にはほとんど対応していない現状を議員レベルでどう対処するのかを問われました。『ちょっとまて すぐ手伝うな 口出すな』
災害時に消防やレスキューは、絶対数では対応できないことは明白。
救急車は7分で現場に到着するが、災害時には23%の救助しかできていないし、その半数以上が遺体の救出である。
一方、地域住民による救出は77%であり、そのうち約8割が生存者の救出である。
ここに地域住民の日頃からの連携が如何に大切かを知ることになり、これまた施策に生かせるデータであると思いました。

この他に私達の一番身近な災害になるであろう「豪雨災害」についてもお話しされました。
一級河川は国や県が大金をかけて整備しているが、中小河川は雨が降り始めてから増水・堤防決壊まで進展が早く、事前にハザードを知り、過去の事例から対策を学ぶことが大切であり、
平常時の地域づくりの大切さを訴えられました。

この研修会は本当に為になったと思います。
この研修を聴いた議員がこれからどうするのかという話し無いに発展していって欲しいのですが・・・・
いろいろな政策等について考え、検討する時に、今日の講演の中でお聞きした
『鳥の眼』と『虫の眼』のバランスを忘れないようにしたいと思いました。

長文になってしまいましたが、最後までお付き合いいただいたことに感謝申し上げます。
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by kangaeru_230 | 2011-11-11 10:40 | 活動報告
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